1｜MIXIとは？ ― SNS企業から“コミュニケーションカンパニー”へ

株式会社MIXIは、
2004年に日本初期のSNS「mixi」で大ブレイクし、
その後は “コミュニケーションを軸にした事業” に進化し続けている企業です。

代表作である

• mixi（SNS）
• モンスターストライク（エンタメアプリ）
• TIPSTAR（スポーツベッティング）
  など、時代と共に新しいコミュニケーションの形を創り出してきました。

今では

SNS企業 → エンタメ × スポーツ × ライフスタイルの総合事業会社
へと大きく変貌しています。

2｜MIXIの主な事業領域

同社の事業は「コミュニケーションを生み出す体験の設計」が軸にあります。

▶ ① デジタルエンターテインメント事業

代表作：モンスターストライク（モンスト）

2013年リリースの大ヒットモバイルゲームで、
国内アプリ史上トップ級の売上を記録。

• “ひっぱりアクション”という独自性
• コラボ戦略の巧みさ
• マルチプレイによるコミュニケーション性

これらが新たなゲーム文化を生み出しました。
MIXIの収益の中核を担う事業です。

▶ ② スポーツ事業

MIXIが近年最も力を入れている領域。

• TIPSTAR（公営競技向けベッティングサービス）
• 千葉ジェッツ（Bリーグ） の運営
• FC東京（Jリーグ） のサポート
• スポーツ・エンタメ領域のイベント企画

スポーツ × コミュニティ × デジタル
という新しいユーザー体験を創り出す挑戦中。

▶ ③ ライフスタイル事業

• 家族アルバム みてね
• minimo（美容サロン予約）
• 家族向けアプリ・写真共有サービス

特に「みてね」は世界展開も進み、
子育て世代のコミュニケーションを支える人気サービスに成長しています。

▶ ④ SNS／コミュニティサービス

• mixi（SNS）
• コミュニティ特化型のつながり支援ツール

“MIXI”という名前そのものが、かつての日本のSNS文化を象徴しています。

3｜MIXIが強い理由（競合優位性）

MIXIは、単なるゲーム会社でもSNS会社でもありません。
その強さは“コミュニケーション設計力”にあります。

🟧 ① 時代ごとに“新しいつながり”を生み出す力

• SNS黎明期に「mixi」を作った
• スマホ普及期に「モンスト」でソーシャルゲームを加速
• スポーツ市場で“応援体験”を再定義
• 家族向けアプリで世界観を拡大

時代の変化に合わせて事業を大胆にピボットできる組織力が最大の強みです。

🟧 ② コミュニケーション設計 × コンテンツ企画

ゲームでもSNSでもアプリでも、
“ユーザー同士のつながりが生まれる仕組み” の設計が上手い企業。

これはMIXIの文化でもあり、競合が真似しづらいスキルセットです。

🟧 ③ 強力な財務基盤（モンストで形成）

モンストのヒットで得た財務基盤を活かし、
スポーツ・新規事業に積極投資できる体力があります。

成長フェーズの企業としては珍しいほど健全な経営が続いています。

4｜競合比較（ゲーム × スポーツ × SNSの領域）

MIXIは特に
“コミュニケーションをデザインする企業”
という点で独自ポジションを築いています。

5｜MIXIで働く魅力（就活・転職視点）

✔ 魅力

• 事業の幅が広く、チャレンジの余白が大きい
• 新規事業に挑戦できる風土
• 若手でも企画・意思決定に関われる
• 社内のコミュニケーションが活発
• ユーザーとの距離が近いサービスが多い

✔ 向いている人

• 0→1を作るのが好き
• コミュニケーションをデザインしたい
• コンテンツ・ゲーム・スポーツが好き
• ユーザー視点を重視できる
• 自主性のある働き方ができる

✔ 注意点

• 事業変化が速いため柔軟性が必須
• 成果にコミットするスタンスが求められる
• モンスト依存を抜けるための新収益構築が課題

6｜編集部まとめ

MIXIは、

“つながりの価値をテクノロジーで再発明する企業”
です。

SNSから始まり、ゲームで飛躍し、
今はスポーツ・家族アプリ・ライブエンタメなど
“複数のコミュニティを支える企業”へ進化しています。

単なるIT企業でもゲーム会社でもない、
コミュニケーションデザイン企業としての未来の広がりは大きい。

“人と人をつなぐ体験をつくりたい人にとって、
MIXIは非常に魅力的なステージ。”

これが、MIXIの本質だと言えるでしょう。