1｜就活スケジュールは「年々前倒し」がトレンド
2026年卒の就職活動は、すでに“早期化”が鮮明です。
企業が学生と接触するタイミングは、従来の「3月解禁」よりもずっと早く、
大学3年生の夏～秋には動き出しているケースが増えています。
経団連・政府の公式スケジュールは形骸化しつつあり、
企業はインターンや座談会を通じて早期に優秀層を囲い込み始めています。
「春から動けば間に合う」ではなく、
「秋から動けないと出遅れる」時代になっています。
2｜【保存版】2026年卒 就活スケジュール早見表
| 時期 | 主な動き | 学生がすべきこと | ポイント |
|---|---|---|---|
| 2024年 6〜8月（3年生・夏） | サマーインターン開始 | 自己分析・業界研究を開始。サマーインターン参加。 | 就活解禁の「予選」。人気企業はここで接点を作る。 |
| 2024年 9〜11月（3年生・秋） | 秋・冬インターン／早期選考情報解禁 | 志望業界の深掘り。OB訪問・エントリー準備。 | 内定直結型のインターンも。動く学生が差を広げる時期。 |
| 2024年 12月〜2025年 2月（3年生・冬） | 早期説明会／選考開始 | 本選考準備。ES・ガクチカ・面接練習を開始。 | 一部企業は2月から正式選考開始。ES対策は年内に終える。 |
| 2025年 3〜5月（4年生・春） | 採用広報解禁／本選考ピーク | ES提出・面接ラッシュ。内定第1波が発生。 | 企業研究・面接対策の“仕上げ期”。複数内定を狙う。 |
| 2025年 6〜8月（4年生・夏） | 内定出揃い／就活終了 | 内定承諾・研修情報確認・卒業準備へ。 | 内定承諾は慎重に。条件・環境を比較して判断。 |
3｜各フェーズの“やるべきこと”を詳しく解説
▶ サマー期（6〜8月）
テーマ：自己分析 × インターン参加
- 自分の価値観・強みを整理
- 業界を「広く見る」ことを意識
- サマーインターンで実務を体感
インターンは“体験”ではなく“布石”。
参加企業＝志望先の一次候補になる可能性も。
▶ オータム期（9〜11月）
テーマ：志望業界の絞り込み × 企業研究
- 夏で興味を持った業界を深掘り
- OB訪問で“リアルな声”を聞く
- 適性検査・SPI対策をスタート
この時期の動き方が、春の結果を左右します。
「行動量×情報の質」で差が出る時期です。
▶ ウィンター期（12〜2月）
テーマ：選考直結期 × 書類＆面接準備
- ガクチカ・自己PR・志望動機を完成
- 模擬面接で回答精度を上げる
- 企業説明会・座談会に積極参加
面接では「自分の言葉」で語れるかがカギ。
テンプレ回答では埋もれます。
▶ スプリング期（3〜5月）
テーマ：本選考ピーク × 内定獲得期
- 本命企業の面接が続々スタート
- グループディスカッション対策
- 最終面接の逆質問対策も準備
複数社を受ける時期。スケジュール管理が勝負。
▶ サマー期（6〜8月・4年生）
テーマ：内定承諾 × キャリア決定
- 内定企業の条件を比較・相談
- 入社後のキャリアプランを再確認
- インターン参加で内定者交流も活用
「内定＝ゴール」ではなく「スタート」。
自分の将来軸をもう一度見直そう。
4｜就活成功者がやっている「3つの習慣」
✅ 1. “情報”を日々アップデート
就活は情報戦。
企業の採用ページ・業界ニュース・SNSを毎日5分だけチェックする習慣を。
内定者の共通点は「行動より先に情報を動かしている」ことです。
✅ 2. “行動ログ”を残す
ES提出日・面接日時・フィードバックを記録。
Googleスプレッドシートや就活ノートを活用すれば、改善のPDCAが回せます。
✅ 3. “自己理解”を深め続ける
最初の志望動機が完成形ではありません。
面接を重ねるたびに自分の価値観を再定義することが、結果につながります。
5｜内定塾マガジンを活用して就活を“設計化”しよう
内定塾マガジンでは、
- 自己分析のやり方
- 業界・企業研究特集
- ES・面接対策ノウハウ
- キャリア意識・働き方特集
など、スケジュールの各フェーズに合わせた記事を随時更新中。
「今やるべきこと」がわからない人こそ、
まずは スケジュール表 × 内定塾マガジン記事 を照らし合わせてください。
読むたびに「就活の地図」が頭の中に描けるようになります。
✏️ 編集部まとめ
2026年卒の就活は、
“早めに・深く・継続的に”動ける人が勝つ時代。
- 6月から行動を始める人が有利
- 秋には志望業界を明確に
- 冬に対策を固め、春に結果を出す
就活はマラソンではなく、設計図づくり。
早く動いた分だけ、未来の選択肢が増える。
