アサヒビール株式会社|伝統と革新を両立し、“感動と共感”を生むブランドを世界へ

日本の乾杯を、世界の乾杯へ。

130年を超える歴史を誇る アサヒビール株式会社(Asahi Breweries, Ltd.)
「アサヒスーパードライ」に象徴されるように、アサヒは常に日本のビール文化を牽引してきました。

バブル期の絶頂を彩ったスーパードライの大ヒット、そして近年の海外M&Aによるグローバル展開――。
その歩みは、まさに「挑戦と進化の連続」です。

今、アサヒは“ただの飲料メーカー”から“感動体験をデザインするライフスタイルブランド”へと進化を遂げようとしています。


企業概要

項目内容
社名アサヒビール株式会社(Asahi Breweries, Ltd.)
設立1889年(明治22年)
本社所在地東京都墨田区吾妻橋1-23-1
代表取締役社長塩澤 賢一
従業員数約5,000名(グループ全体 約30,000名/2024年時点)
事業内容ビール・発泡酒・飲料製造販売、海外酒類事業
ブランドスローガン“感動で満たす。明日を変えていく。” — BEER × FUTURE.

「アサヒスーパードライ」が変えた、日本のビール市場

1987年、アサヒは一つの大勝負に出ました。
それが、日本初の辛口ビール「アサヒスーパードライ」の発売です。

当時、ビール市場の大半を他社が占める中で、アサヒは「キレと辛口」という新しい価値軸を提示。
この商品は瞬く間に社会現象となり、長年固定化していた業界勢力図を一気に塗り替えました。

以来、“スーパードライ”は単なる商品名を超え、日本の「挑戦と刷新」の象徴に。
今もなお、アサヒのDNAには 「既存を壊し、新しいスタンダードをつくる」 という精神が息づいています。


伝統を守りながら、変化を恐れない企業文化

アサヒビールが掲げる経営理念は、「最高の品質で社会に貢献する」
一見クラシックに見えるこの言葉の裏には、確固たる革新意識があります。

現場社員の裁量が大きく、開発・営業・マーケティングそれぞれの現場で「挑戦」を奨励する文化が根付いています。

「やりたいことがあるなら、まずは“やってみよう”と言ってくれる会社です。」
— 若手ブランド担当社員インタビュー

「老舗でありながらベンチャー気質」と評されるその風土が、次々とヒット商品を生み出す原動力となっています。


海外展開とグローバルブランド戦略

アサヒグループは近年、海外事業を積極的に拡大しています。
2016年にはヨーロッパの名門ビールブランド Peroni(ペローニ)Grolsch(グロールシュ)Pilsner Urquell(ピルスナーウルケル) を傘下に収め、世界ブランドとしての地位を確立しました。

現在では、「アサヒスーパードライ」は世界70以上の国・地域で販売されており、“JAPAN QUALITY” を掲げたブランド展開を進めています。

海外子会社では現地採用の人材も多く、文化・市場の違いを尊重しながらグローバルに調和する経営を実践中。
その中心にあるのは、“ローカル×グローバルの融合”という新しい発想です。


働く環境と人材育成

アサヒの人材育成の根幹にあるのは、「自ら考え、自ら行動する人材を育てる」こと。
上司の指示を待つのではなく、“自走する人材”を歓迎する風土があります。

社員一人ひとりのキャリア形成を支援する制度も充実しており、以下のような特徴があります。

  • キャリアチャレンジ制度:他部署・グループ会社への異動希望を自ら出せる
  • アサヒアカデミー:階層別研修・リーダーシップ育成・グローバル研修を体系化
  • 社内ベンチャー制度:新規事業アイデアを応募できるプログラム
  • ワークライフバランス支援:フレックス・リモートワーク・短時間勤務対応

また、育児・介護支援制度も整っており、男女問わず長くキャリアを築ける企業環境が整備されています。


サステナビリティと社会的使命

アサヒは「美味しさ」と同じくらい、「社会との共生」も重視しています。
その象徴的な取り組みが、「アサヒグループ環境ビジョン2050」

  • 2050年までにCO₂排出実質ゼロを達成
  • 再生可能エネルギー使用率の大幅向上
  • プラスチックリサイクル率100%を目指す
  • 水資源の保全・再利用プロジェクト

また、地域密着型の取り組みとして「アサヒスーパードライホール」でのイベント開催や、被災地支援、地域貢献活動も積極的に行っています。

企業としての成長と、社会的責任を両立する姿勢は、グローバル企業としての誇りでもあります。


内定塾編集部の視点

アサヒビールは、“伝統の中で挑戦を続ける企業”
変化を恐れず、新しい市場や価値を自ら切り拓く姿勢は、まさに「挑戦型リーダー企業」と言えます。

就活・転職を考える方にとって、特に以下のような人材に向いています。

  • 「ブランドを育てる仕事がしたい」
  • 「商品に“人の想い”を込めたい」
  • 「グローバルに活躍したい」

ビールという伝統産業の中で、“次の乾杯をデザインする”というミッションに共感できる人にとって、アサヒは理想的な環境です。


編集後記

ビールは人と人をつなぐ飲み物。
その一杯の背後には、無数の挑戦と情熱が注がれています。

アサヒビールが目指すのは、単なる“売れるブランド”ではなく、“心を動かすブランド”
挑戦の歴史と革新の精神が交差する場所に、次の時代の乾杯が待っています。


企業情報・採用ページ

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